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【新卒時代】電話当番は自分だけ。電話対応で疲弊していた時のことを振り返ってみた【心が休まらない】

仕事奮闘記

新卒で裁量労働制のIT企業に入社して、SEとして4年間働いてきました

新卒の入社も毎年2人くらいが平均な、20~30人規模の小さい会社でした

こんにちは、しんしょと申します

まぁ、筆者が入社した年の新人は筆者含め1人だけでした。なので同期がだれもいませんでした

喜びや会社のグチを言い合える相手がいなかったので、とても寂しかったのを今でも覚えています一緒にお昼食べる人もいない

また、一般的に「新卒がやれ」と言われているような雑用もすべて1人でこなさないといけないのが、非常にストレスでした

特に電話対応は群を抜いてストレスがえぐかったです

「電話は新卒がとれ」

これ最初に言った人、先生怒らないから出てきなさい。怒らないから。怒らないからぁっ!(怒)

 

「すべての記憶が消し飛んだ」初めての電話対応

入社して初めて電話を取ったのは、ゴールデンウィーク明けの事でした。前もって言われていたので覚悟はしてたけど、なんであんなに緊張するんでしょうね

初めて行く美容室よりも緊張してました

記念すべき最初の電話の相手は、得意先の方からでした。まあ、入ってまだ1ヶ月とかなので、相手のことは全く知らなかったですけどね

実際にした会話はこんな感じ(人名は仮名です)

相手「株式会社〇〇の田中ですお世話になっております。主任の鈴木さんいらっしゃいますか?」

筆者「あっおせわになってま、おります(早口)少々お待っち、くだい、くださいませ」ホリュウポチー

はい、噛む・どもる以外なんの変哲もないただの電話ですよね。それもかなりイージーな。でもここで1つ、問題がありました

問題があったのは主に筆者の頭なんですけど、電話の保留ボタンを押したと同時に

・相手の会社名と

・相手の名前と

・社内の誰宛てか

をすべて忘れました。それはもうキレイに記憶が消し飛びました。その間わずか5秒ほど

忘れることダチョウの如し

当然ですが、おかげで聞き直すハメになりました

筆者「あっ恐れ入ります…。あっいえ先ほどの者ですが、はい、あっ主任ではないです…、すみませんが会社名をもう一度お聞きしたく…」

相手「あ、はい、株式会社〇〇といいます」

筆者「ありがとうございます…あとお名前も…」

相手「あ、田中といいます」

筆者「ありがとうございます…あとすみませんが、誰宛てだったかも失念して…はい…」

相手「あ、松田さんをお願いします」

相手の情報をパーフェクトに忘れたので、1から10までパーフェクトに聞き返しました。なーにが「誰宛てだったかも失念して…」よ。最後の方は、あきれられてる感じがひしひしと伝わってきました

こうして、噛む・どもる・忘れる・聞き直すをオールコンプリートした筆者は、嫌いだった電話がよりいっそう嫌いになりましたとさ

4年経った今も忘れることがない

その後の取り次ぎは大丈夫でした^^

 

電話が来る恐怖との戦い

無事にトラウマが増えた筆者は、すっかり電話恐怖症になりました

そもそも電話が嫌いだったんですけど、会社に来る電話はさらに嫌いでした

理由としては

・いつ来るか分からないし、来たら作業の手を止めることになる

・電話の相手がどんな人(得意先なのかただの営業なのか)分からない

・相手の問いに対し、その場で瞬発的に答えないといけない

・メールと違い、録音でもしてないと再確認することができない

こんな感じです。家に来る電話以上に気にしないといけないことが多く、苦手なことのオンパレードなんですよね

何度、電話線抜いてやろうかと思ったことか

特に、考えてから答えを返すタイプの身としては、瞬発的な対応が非常に苦手なんです

電話の「プルルルル!!!」と呼び出し音が鳴ると、心臓が「ビクぅっ!!」となるようになってしまいました。毎日電話が怖かったです

気にしすぎる性格も相まってなおさらでした

 

そもそも「新卒が電話対応する意味」はあるのか

そもそも「新卒が電話対応する意味なくね?」と思いちょっと調べてみました

ファイナインシャルフィールド様の「電話は「新卒がとれ」と言われていますが、手の空いてる人がとればよくないですか?」が参考になったので、

「会社が新入社員に電話をとらせる3つの理由」から一部抜粋します

・仕事を覚える方法として効率的である

・一番手が空いている可能性が高い

・少しでも職場に貢献してほしい

ふーむ

はいはいはい

なるほろ

あくまで個人的な意見になりますが、こんな感じでしょうか↓

「仕事を覚える方法として効率的である」

→営業職のような、顧客との直接的なやりとりをする職業の人なら、新卒が電話対応するのは確かに意味がありそうです。反対にそれ以外の職業ならあまり関係なさそうかと感じました

「一番手が空いている可能性が高い」「少しでも職場に貢献してほしい」

→こういった理由で新卒に電話対応を強いる会社は、(弊社含め)新人の教育がへたくそなんだと思ってます。「手が空いている」「職場に貢献させる」のなら、少しでも早く実務を覚えさせた方が良くない?

電話って集中力を一気に無くすじゃないですか。それを四苦八苦して仕事を覚えようとしている新人にやらせるのは悪手でしかないんじゃないかなぁ…

結論としては、「新卒(新人)電話対応してる場合じゃない。実務優先しようぜ」です

実務優先しようぜ!

 

君の名は。名前が全く聞き取れなかったときの対処法

最後に、電話対応で筆者が絶妙に困ったことと、その際の乗り切り方を見つけたのでみなさんに授けます

絶妙に困ったのは名前が全く聞き取れなかったときですね。ほんとに絶妙的に困る

電話を切る前(保留にする前)なら対処法があるので、次にまとめました

電話を切る前(保留にする前)

この場合、会話の最後に

「お手数ですが、お名前だけもう一度うかがっても…ええお名前だけ…」(赤字強調)

と聞いておけば、あとは案外と乗り越えられます

「お名前だけ」の「だけ」を強調することで、

「いや、名前以外はちゃんと覚えているからね?かーっ、名前だけ聞き取れなかったや。かーっ。君の名は。かーっ」

的なニュアンスを醸し出せるので、柔和な雰囲気のまま聞き返すことができます

困ったときに使ってみてね

名前と会社名も一緒に答えてくれる人が多かったです。おかげで数多の修羅場を乗り越えられました

 

まとめ

以上が「電話当番は自分だけ。電話対応で疲弊していた時のことを振り返ってみた」でした

電話って新卒にとってハードルが高すぎると思うんですよね。しかも、そもそもやらせる意味がほとんどないことが多いし

電話文化がなくならないかなぁと今も思い続けている筆者でした

てか技術職に電話当番やらせないでくれ。どもるぞ

あと余談になりますが、

「受話器を外しておけば、電話来ないのでは?」と思いこっそり試したことがあるのですが、通話をしてない状態で一定時間受話器が外れていると、警告音が鳴るようです

みごとバレました

みんなは気を付けてね!!

 

休日出勤分の代休が消えたお話はこちら

 

では今回はこの辺で!
最後までありがとうございました!

次回もよろしくね!!

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