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裁量労働制はやばい?この3つが「耐えられない」なら、入社しない方が幸せかもしれない

仕事奮闘記

丸4年間、裁量労働制の会社で働いてた筆者が選ぶ、やばかったなと思ったのは下記の3つです

・残業代が月々0円

・早上がりは無理

・それでも成果を出し続けること

結論を述べると、これらが耐えられるなら入社しても大丈夫です。無理なら、入社しない方が幸せかもしれません

こんにちは、しんしょと申します

 

本記事は、

・入社を考えている会社が、裁量労働制を導入してたけど、入社していいの?
・裁量労働制はやばいって聞くけど、どんなことがやばいのか知りたい

といった疑問を持ってる方に読んでいただけたらと思います

では本編へ三└(┐卍^o^)卍

 

その1:「残業代が月々0円」に耐えられるか

裁量労働制といえば残業代が出ないことで有名ですが、これは本当です。筆者が勤めていた会社も出ませんでした

比喩でもなんでもなく、どれだけ働いても残業分は0円となります

・今月は納期に追われてしかたなく残業

・収入が少なくて生活費を稼ぐために残業

・炎上プロジェクトに投げ込まれ深夜まで残業

どんな理由で残業をしようが、それに対する対価は0円です

そのため月々の給与が増えることがありません。年に一度の昇給くらいでしか、給与を増やす手段がないんですね

まあ、その昇給額も微々たるものかもしれませんが…

もし、入社前におおよその年収や月給が聞けるなら聞いた方が良いです

残業代が付かない上で、その金額でやっていけるか一度シミュレーションしてみてください

特に、

・学生時代に奨学金を借りていて、入社と同時に返済が始まる新卒1年目

・車や家のローンを月々払っていて、これから転職を考えている社会人

このような方は気を付けてください

高給ならあまり気にしなくて良いとは思いますが、一概には言えないですが、裁量労働制の会社はそもそもの給与も低いこともままあります

下手に入社すると生活が苦しくなるかもしれません。入社を考えている会社の求人票の給与欄が、

給与:年齢・能力等を考慮のうえ優遇”

のように、具体的な金額を書いてない裁量労働制の会社は避けた方が良いと思ってます

月々の給与が低い&残業代が出ない可能性が高いからです

入社する会社が「残業代が月々0円」でも、耐えることはできますか?

 

その2:「早上がりは無理」に耐えられるか

裁量労働制の考え方を一言でいうと「成果主義」になります

物事のプロセスは評価基準にならず、結果だけが評価されます。結果を出していれば仕事中に寝ていようが早上がりしてゲームしようがOKなんです

なぜなら「成果主義」に則って、「成果(結果)」を出しているからです

例えば、7日かかる作業を4日で終わらせたなら、残り3日は手が空きますよね。その3日は出社していてもやることが無いので、早上がりして遊びに行く、なんてことができます

裁量労働制の醍醐味とも言えます

ただし、実際にはこれはほぼ無理だと思っていた方が良いです

なぜなら、早く終わったのならその分新しい作業が追加されるからです。追加された作業をこなすために残業することになった…なんてもこともよくある話です

つまり、

作業を予定より早く終わらせると、作業が追加されるので早上がりできない。それだけでなく残業するハメにもなることもある

んです。結局、当初の予定通りに進めないと自分が損します。ちなみに筆者も早上がりしたことは4年間で1度もなかったです

入社する会社が裁量労働制なのに「早上がりは無理」でも、耐えることはできますか?

 

その3:「それでも成果を出し続けること」に耐えられるか

以上の「残業代が月々0円」「早上がりは無理」、これらを踏まえた上でお聞きしますが、

それでも成果出し続けること

ができますか?

Yesなら入社しても大丈夫と思います。ただし、もしNoなら入社しない方が幸せになれるかと思います

会社は裁量労働制を導入し、合法的に残業代をカットすることで、毎月定額の給与で人を雇っています。また、料金を支払っている以上、その分社員を働かせるために早上がりを許しません

しかしそんな状況でも、成果を出すことは求めてきます。こんな中で働いているとどんどん精神を消耗していきます

働きぶりが認められ一気に昇給、といったこともなく、成果が正当に評価されたと感じたことはありませんでした

評価されなくても「それでも成果を出し続けること」を、耐えることはできますか?

 

もちろん例外な会社も(たぶん)あります

もちろん裁量労働制を導入している会社すべてが、

・残業代が月々0円

・早上がりは無理

・それでも成果を出し続けること

の3つに当てはまるとは限らないです。ただ、この制度を正しく利用してる会社も少なくないのが現状と思います

会社選びの際は注意してみてください

あと忘れないでほしいのは、本文の以下の記載↓


給与:年齢・能力等を考慮のうえ優遇”

のように、具体的な金額を書いてない裁量労働制の会社は避けた方が良いと思ってます


個人的にとても重要です

残業代による収入の増減が無い分、給与はごまかしにくいリアルな数値になります。具体的な金額を書かないという事は、何かを隠そうとしてる可能性が高いです

これにプラスして平均残業時間も聞いてみてください。はぐらかされたり、あいまいな回答なら…そういう会社です

反対に、具体的な金額を記載していたり、ちゃんと回答をしてくれるのであれば良い会社である可能性があります

求人票は穴が開くほど読み込んでおきましょう

 

おわりに

ノリと勢いで入社すると後悔する可能性が高いです。入社の際はくれぐれも慎重になりましょう

色々と書きましたが、結局は金銭面の不満が大きくなり、耐えているのが馬鹿らしくなって筆者は退職しました

残業代が無かったり裁量労働制のくせに早上がりできないのに憤りを感じますが、

年収1000万出します!!!!

といった会社なら続けてたと思います

何が言いたいかというと、裁量労働制は高年収じゃないとキツいってことですね。じゃないとメリットが皆無なので

世知辛さを感じつつ、本記事は以上になります

 

↓丸4年働いた感想

 

では今回はこの辺で!
最後までありがとうございました!

次回もよろしくね!!

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